2.抗不安薬で生理前のイライラを抑える
生理前のイライラや不安、緊張を和らげる際に服用する薬について紹介します。
○抗不安薬について
抗不安薬は精神安定剤、マイナートランキライザーなどと呼ばれており、生理前のイライラや緊張を緩和するために用います。
よく用いられる抗不安薬はベンゾジアゼピン系と呼ばれるもので、筋肉の緊張を緩和する作用があり肩こりや頭痛の治療にも用いられます。
ベンゾジアゼピン系の薬ではアルプラゾラム(商品名 コンスタン、ソラナックス)やブスピロンがPMS(月経前症候群)に効果があるとされています。
・抗不安薬の特徴
○用例○
アルプラゾラム(コンスタン、ソラナックス)やブスピロンには不安や緊張を和らげる作用があり、それらを用いることで生理前の不安や緊張イライラから起こる生理不順を緩和します。
○作用○
PMS以外にも不安神経症、パニック障害、うつ病、脅迫神経症などにも用いられます。
○副作用○
比較的安全な抗不安薬とされていますが副作用がまったくないわけではありません
アルプラゾラムやブスピロンの副作用は眠気、ふらつき、脱力感などがあります。
これらの薬を用いる際には、服用方法や服用量については十分に注意する必要があります。
○適量○
1日1.2mgを3回が適量ですが、年齢や症状により服用量は増減します。
精神症状が重く増量する場合は1日24mgを服用量の上限として、3~4回にわけて服用するようにしましょう。
高齢の方やからだの調子がよくない方は0.4mgを上限として1~2回の服用からはじめ、1日1.2mgまでを上限の目安とされるのが良いでしょう。
これらの薬はアルコールと一緒に服用すると副作用が強く出ますので、お酒と一緒に口にすることは避けましょう。