3.坑うつ薬で生理前のイライラを抑える
生理前のイライラ、PMS(月経前症候群)の症状を緩和するにはお薬を用いる場合があります、お薬を服用する際には使用法や服用量について正しい知識を持っておきましょう。
○三環系、四環系の坑うつ薬について
生理前のイライラや根拠のない不安を緩和する際に、三環系、四環系の坑うつ薬が有効なことがあります。
PMS(月経前症候群)には特にクロミプラミン(トラフニール)がよく用いられます。
クロミプラミン(トラフニール)の”口が渇く”、”便秘をする”などの副作用が出ることがあります、これはクロミプラミン(トラフニール)には神経伝達物質のひとつ「アセチルコリン」の働きを抑制する作用があるからです。・
・三環系、四環系の坑うつ薬の特徴
○用例○
意欲」を高める神経物質であるノルアドレナリンやセロトニンの分泌量を増やすことで、気持ちが前向きになり生理前のイライラや不安感を和らげ楽にします。
○作用○
うつ病、パニック障害、過食症など精神の不安からくる症状のほかに膀胱の運動を抑えることで遺尿症(おもらし)、夜尿症(おねしょ)の改善に用いることもあります。
○副作用○
主な副作用は口の渇きや眠気、めまい、立ちくらみや便秘などです、他に強い不安感や焦燥感がある、イライラして落ち着かないなどの精神的な変調に気づいた場合は医師に相談し指示を仰ぐようにしましょう。
○適量○
生理前のイライラに用いる場合は次を目安にしましょう。
1日30mg~75mgを初期の服用量の目安として、1日200mgまでを上限としましょう。
*1錠が10mgと25mgのものがあります。
○注意○
次の症状がある人は服用の際に意思の指示を仰ぎましょう。
・緑内障、前立腺肥大症、心臓病、てんかん、締結あう
また、24歳以下の方がしようする場合にはかえって症状が悪化させるケースがありますので使用に際には医師に相談しましょう。
PMS(月経前症候群)の緩和や対処に薬を使用する際には、十分な知識を持って適量を服用するようにしましょう。